TCHを改善するためには、上下の歯列が接触しているという習癖があることを自覚することが大切です。その上で、TCHを解消するよう意識することが必要です。上下の歯列接触していると感じたら、『歯を離す』『リラックスする』『力抜く』ことを意識しましょう。それを毎回行うことで、TCHも改善されていきます。
また、歯科医院で嚙み合わせの調整を行うことも重要な改善法の一つと考えております。
また、お口周辺をリラックスさせるために有効な『あいうべ体操』
①~④を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける
この体操は、真剣に行うとかなり疲れます。慣れるまでは、2~3度に分けたほうが続けやすいでしょう。入浴時にするのがオススメです。
また、「あいうべ体操」は、しゃべるときより口をしっかり、大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。
とくに顎関節症の人やあごを開けると痛む場合は、回数をへらすか、「いー」「うー」のみをくり返してください。この「いー」「うー」体操は、関節に負担がかからないため、何回行ってもけっこうです。
「ベー」がうまくできない人は、大きめのあめ玉をなめて、舌を運動させましょう。舌運動と甘味の刺激で、脳も活性化します。