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薬が及ぼすお口の中の副作用について

今回は歯科治療とお薬の関係性についてお話します✨

皆さんはご自身で飲まれているお薬の名前を覚えていますか?

歯科医院を受診する上でお薬手帳はとても大事なものになります🙇‍♀️💊

理由として、飲んでいるお薬によって歯周病を引き起こしている可能性があるからです💦

代表的なものとして

①抗てんかん薬(フェニトイン)…てんかんの発作を予防する薬

②Ca拮抗薬(ニフェジピン)…血圧を下げるための薬

③免疫抑制薬(シクロスポリン)…体の中で過剰に起こっている免疫反応を抑制する薬

これらを長期的に服用していた場合、副作用として歯茎が増殖したように腫れることがあります。薬によって引き起こされることから、「薬物性歯肉増殖症」と呼ばれます。

ただ、必ずしもお薬の影響だけとは限らず、お口の清掃不良によることも原因の一つなので定期的なクリーニングがとても重要になってきます👌✨

次に代表的なものとして、血液をサラサラにする薬といわれる抗血栓薬です。血液をサラサラにするということは血が止まりにくくなります😣💦

そのため、抜歯や歯科外科治療をする場合には注意が必要になります。外科治療が絶対にできないというわけではありません。お薬をもらっている、かかりつけ医師と相談して行っていくこともありますのでご来院の際はお薬手帳をお持ちいただけるとスムーズに治療が進みますので、なるべくお持ちいただくようお願いいたします🤗✨

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